
2001年 四六判 P284 帯折れ跡 カバーイタミ、汚れ大、上端僅破れ
“博覧会はテーマパーク!都市に忽然と現れる巨大パビリオン群。一瞬の祝祭のために、男たちは知恵と技を競い、自らの夢と野心をかけた。博覧会を支えたランカイ屋の人生の物語。”(帯文)
目次:
序にかえて
1 見世物小屋から博覧会へ
高村光雲 見世物細工をつくった芸術家
櫛引弓人 海を渡ったイベントプロデューサー
2 博覧会にかけた夢
八日市屋清太郎 仮設建設のプロフェッショナル
谷井友三郎 奈良の都のプロデューサー
鍛冶藤信 夢を追い続けたランカイ屋
3 にぎわいの仕掛人
油屋熊八 別府温泉を世界に知らしめた男
渡辺與八郎 博多の町の原型をつくった商人
森口留吉 巨大な温泉を経営した大工
土井万蔵 飛行塔の創案者
平沢嘉太郎 「市民の別荘」をつくった金沢の材木王
北岡善之助 お伊勢さんの博覧会男
あとがき